行政書士、届出済証明書が届きました…が!
昨日、届出済証明書が手元に届きました。
入管への書類を、外国人本人の同席を伴わずに提出する、その資格を得るための届出です。
日本人ですらわかりにくい行政のシステムですし、日本にいる外国人も普段は仕事などをしていますから、なかなか入管へ行く暇もない。
それなら行政書士やそれを専門に取り扱っているような職業の人が提出して完結するのが利便性高いよね!という制度(やや適当ですが)。
今後何らかの形で携わることもあるかと思い、取得してみました。
二つの指定された研修を受け、効果測定に合格し、書類を書いて申し込んで約一ヶ月。
少しわくわくしながら届いた封書を開けて、驚きました。
「ちゃっち!!」
ピンクカードと呼ばれるこのカードですが、氏名や登録番号などはなんと手書き!
そしてそしてラミネートもあまりきれいではなく…。
写真も印刷ではなく、送ったものを糊付けしてあるだけなので、その部分だけ膨らんでます。
行政書士証票を入れているパスケースに入れようと思ったら…。
「でか!!」
大きさもも謎サイズ。
ラミネート前のピンクカードそのものが、既に名刺やクレジットカードよりも大きいんですよね。
それをラミネートして、さらに縁部分もやけに幅広なので、行政書士証票などと一緒にパスケースにいれておくことはできません。
財布に入れておくのも変だし、携帯性悪すぎます…。
これ、なぜ標準規格に則って作らないんでしょうか。
クレジットカードやTSUTAYAカード、保険証などは同じサイズですよね。
あれはID-1という国際標準の規格だそうです。
カードも利便性を考えて世界的な規格がある。
なのにこの届出済証明書は…。
どこかの商店が作ったのではなく、行政が画一的にやっていることなのに、なぜ標準化されないのでしょう。
行政の仕組みってトップダウンな割りに統一感や整合性がないなぁと感じることがよくあります。
典型的な縦割り組織の弊害、これもその一つですね。
行政書士の仕事って、こういう行政の不合理の緩衝材という側面もあるように思いました。
営利企業ならこんなユーザビリティに欠けるものはすぐに改善の対象でしょうに…。
カードひとつとっても、いろいろと考えてしまいます。