インターナルマーケティングをやっていきましょう。
「インターナル・マーケティング-内部組織へのマーケティング・アプローチ」
今日読んだ「インターナル・マーケティング-内部組織へのマーケティング・アプローチ」という本、とても良いテキストでした。
書籍自体は2007年と、発売から随分と経過しております。
もうAmazonでは中古で6,000円以上での出品のみ(定価は3,800円)。
インターナル・マーケティング―内部組織へのマーケティング・アプローチ
- 作者: 木村達也
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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今回、運よく安価に手に入れることができました。
既に発売から10年を経過しておりますが、このインターナルマーケティングという理論自体はさらに昔からあるものですし、時代を経て古くなるものでもありません。
とても面白い内容でしたので、少しまとめを。
マーケティングとは?
まず、一般的にマーケティングというものは、顧客に向けて行うものです。
会社が顧客に向けて行うものがエクスターナルマーケティング、いわゆるマーケティング。
それから従業員(コンタクトパーソネル)と顧客との間で行われるのがインタラクティブマーケティング。
顧客満足は主にインタラクティブマーケティングで生まれます。
この顧客満足を最大化するためには、コンタクトパーソネルを育てねば~というのがインターナルマーケティングの核の部分。
外部にマーケティングを売り込むために、まずは内部に売り込む必要がある、ということですね。
インターナルマーケティングとは?
従業員を顧客に見立て、製品を仕事に見立て、顧客がブランドを愛してくれるように、従業員にも仕事を愛してもらう。
そういった戦略、施策を考え、従業員満足度を高めていくことがインターナルマーケティングです。
これにより、従業員は自らの顧客に対しても、より熱心にアプローチするようになるし、顧客満足度もあがっていく。
「インターナル・マーケティング」の著者について
ざっくりとこんなところでしょうか。
著者木村達也氏は、コトラーの翻訳の他、マーケティングについての著書を数多く出しておられます。
ですので、本書も視点はマーケティング部門を中心として、R&D、製造、セールス等、他部門との関係について、リサーチ結果等から仮説を展開しておられます。
まとめ
ですが、私はインターナルマーケティングは組織論的な要素のほうが強いと感じていて、どのような業種であっても、経営者はこの考え方をもって従業員と接していくのがよいと感じまし
まだ最後まで読み切っていないのですが、続きが楽しみです。
(この投稿、昨日Twitterに投稿したものですが、ブログのCSSや目次機能を使ってみたかったので、ほぼそのまま再掲しております。)