LPWA活用セミナーに参加しました。
こんばんは。
だんだん行政書士や中小企業診断士とは違う話題ばかりになってきました。
開業についてのエトセトラが一巡しましたので、少しサラリーマンの方も頑張って、バランスを取っています。
本日は、LPWA活用セミナーなるものに参加してきました。
バリバリ製造業、情シス、エンジニアといった方をメインターゲットにしたセミナーのようですが、ほぼ新技術への興味のみで参加しております。
参加の主目的としては、セミナーの第三部となっていた、J-GoodTechという、中小機構が運営するマッチングサイトの詳細を聞くこと。
ところが、当日配られたレジュメを見てがっくり…。
なんと紹介は最後の5分のみという…。
この手のセミナーは、企業が主体であって、そのセミナーで「うちはこういったソリューションツール持ってますよ」と売り込んだうえで、サポートとして中小機構が入っています。
だから、5分しかないというのも当然と言えば当然。
でも、LPWAのお話も十分に面白く、ためになりましたので少し紹介させていただきます。
LPWAとはLow Power Wide Areaの略で、要するに、省電力で且つ広範囲な通信を実現する技術。
今私たちがスマホやタブレットを使うとき、動画を見たり、仕事なら大きな容量のデータを送信しますよね。
その場合は、高速な通信でなければ話になりません。
では、LPWAがどのような場面で活かされるのか?
その活躍の舞台となるのがIoTです。
大きなデータを扱うわけではないですが、様々な計測ツールにより温度や湿度、重さや頻度や数量といった軽いデータが、常時飛び交うことになる時代。
スマホと同じ4Gの電波では、コストがかかりすぎますし、電気も多く消費してしまいます。
100億ものIoT機器が出回ると言われている中、無駄に高速な回線に乗っけてコストをかけつつ、本当に速度を必要とするスマホやタブレットといった端末のパフォーマンスも下げてしまうということは避けなければなりません。
そのために、あえて遅くてもよいから、省エネで低コストな通信を~、というニーズを拾い上げるのが、LPWAという技術。
以前参加した村上憲郎氏のセミナーでも、スマートグリッドというものがありました。
このスマートグリッドと、LPWAがこれからのIoTインフラを支えていくのかなと、わくわくしながら聞いておりました。
やはり新技術って面白いですね。
便利というものは弊害をもたらすこともないではないですが、楽になる、付加価値のない部分が減る、そのことにより、付加価値のある部分に注力できるわけですから、わくわくしないわけがない。
今後もなにかもっともらしい理由をつけながら、積極的にこのようなセミナーに足を運べたらと思います。