申請取次事務研修会に参加しました。
こんばんは。
本日は名古屋にて、一日缶詰研修でした。内容は、行政書士として申請取次を行うための研修。
申請取次は研修を受けて知識をつけたら明日にもできる、というものではありません。事務研修会に申込み、丸一日研修を受けた後に効果測定があり、これに合格する必要があります。また、もう一つ県の書士会での研修にも参加しなければなりません。両方の合格証、受講証をもって、登録できる、というのが申請取次の流れです。
そして登録されると、不恰好なピンクカードをもらい、これを毎回持ち歩くことになります。届出済証明書というのが正式名称ですが、通称ピンクカード。風俗営業関係?と思ってしまいますね。呼ばれ方も微妙ですが、形が…。
こんな図画工作のようなカード、今時他では得難いと思います(失礼)。
さて申請取次の事務研修会ですが、効果測定といってもそれほど難しい内容ではありません。ただ、ほかの業務には効果測定などないので、責任の重い業務だと再認識させられますね。
具体的にどのような業務なのかというと、いわゆる入管業務です。外国人の方の在留許可を得たり、変更したりする申請の取次です。この業務は、下手をするとクライアントが日本に居続けるための資格を喪失してしまうことにも。国外退去、その人の人生を左右してしまうことにもつながります。もちろん、その分だけ遣り甲斐があるとも言えますが。
まだまだサラリーマンですので、行政書士業務を行うことも難しいなか、受講料を払ってまで参加、登録をしようとするのにはわけがあります。ここのところ事あるごとに言われる人口減少、生産年齢人口減少、労働者不足。これを解決するには、外国人労働者を受け入れる以外ありません。
もちろん、AIやロボットなど、省人化機器の導入というのもありますが、そうドラスティックにシフトしていくとも思えません。特に中小企業では、ね。
そんな私の考えにもピタッとあてはまるのが、この業務だったりします。将来的に本格的に独立した際は、メイン業務にできたらな、なんて思っていたり。
研修の内容はというと、これまで参加してきた沢山の研修、セミナーの中でも、かなり満足な内容。深いし、実務的だし、わかりやすい。流石に高いお金を払うだけのことはありますね。 在留資格は多岐にわたりますし、非常に深みのある業務だと思いますが、今日の研修で基本的な流れは掴めたと思います。
さて問題は効果測定。前もって問題集ダウンロードしていましたし、昨年のうちに一通りやってはいました。にも関わらず、研修の中でもお話あったにも関わらず、代理の引っ掛けにまんまと…。
なんでひとつも✕がないんだ…と、最後まで悩んだ問題。解説聞いたら、あ、代理!あ!みたいな。なんで気付かなかったのか、ちょっと自分に腹が立ちました…。
自己採点の結果は7/10でした。あの凡ミスさえなければ自信はありますが、7/10でも、あの問題間違えたらヤバいな…。
落とす試験ではないとは思いますが、ネットで見てみると2、3割くらい落ちているというような話も。今回は当日の話の中からの出題も多かったので、きっと平均でも8/10だろうなぁと。
2週間程度で結果が出ると言っていたと思いますが、しばしドキドキです。
そろそろ中小企業診断士の得点開示も返信が来る頃だと思うので、色々ドキドキします。