後はやるだけ。
こんばんは。
月初に登録され、早速総会にお呼びいただき、多くの行政書士の先輩方と交流させていただきました。
改めて、行政書士業とは無縁の会社員を続けつつの行政書士登録がいかに珍しいか、再認識させられました。
もしかしたら、数としてはそれほど少なくもないのかもしれませんが、副業である以上、支部会の催しには足を運ばれないという方が多いのかもしれませんね。
会社で昨年来お世話になっている行政書士の先生がいらっしゃいます。
基本メールでのやりとりで、お会いしたもの一度だけということもあり、言い出すタイミングがなかなかなく。
とはいっても総会参加となれば、顔を合わせることもあろうと、思い切って、業務のやりとりのついでに、「追伸 登録しました」メールをお送りしました。
すると、やはりとても驚かれたようです。
それもそうですよね、いままでクライアントだったのに、え?っていう。
でも、それ以上に驚かれたのが、サラリーマンをしつつ登録、という部分だったようです。
実際には、不動産業をやられていている方の中には、行政書士、宅建士、土地家屋調査士、はたまた司法書士の合同事務所としてやられている方はザラなのですが、会社法務担当者+行政書士という組み合わせは聞いたことがないのだとか。
また、その先生は登録してから20年近くたつそうですが、その当時は兼業について、県書士会からかなり厳しく問い合わせがあったそうです。
二次会でも、一定以上のご年齢の先生方に兼業であることを伝えると、そういう方は初めてだと…。
少し心配になりますね…。
一応、ちゃんと県書士会には登録前も登録時もその旨お伝えしてますし、誓約書のようなものも提出しています。
提出に際して、根掘り葉掘りどころか、何も触れられなかったので、支部会でこのことに驚かれると、こちらもまた驚きます。
確かに、いくら自分でパラレルキャリアだなどと言ったところで、行政書士一本でやってこられた方には、二足の草鞋は理解しがたいのかもしれません。
行政書士としては独立、個人事業主ではありますが、書士会という一つの組織というか、ギルドに属するものでもあります。
なので、一定の規律は守らないといけないし、こういう生き方、働き方を理解していただけるように努めていくのは私の責任、義務でもあります。
士業は資格を取って登録したところが五合目ではなく、やっと麓なのだと思います。
会社とは違う独特の集団、組織に属しつつ、無といっていいキャリアを自分の力で作り上げていかなければいけない。
作り上げられないと、数年で退会、廃業となってしまう、弱肉強食の世界。
やれるだろうか?やるしかないのですが。
何がやれるのか?というワクワクと、やらなければ!というドキドキとで、最近なにやらフワフワしています。
頑張らなければ。