システム導入、拠点行脚。
先月末から、全国津々浦々、というほど範囲は広くありませんが、会社の拠点行脚を行いました。
愛知、静岡、神奈川と、10拠点ほど。
はじめて行く拠点もあり、有意義な時間を過ごさせていただきました。
拠点行脚の理由は、システム導入に伴う説明会です。
三週間かけて全拠点をめぐり、様々なご意見ご要望伺い、ルールの変更、仕様の変更などを行いました。
色々と厳しいご意見もいただきましたが、よい経験です。
間接部門が行うことは、いつも全社最適を考えています。
一部の人には手間を掛けさせることもあるかもしれませんし、部門間で不公平感のでることも無きにしも非ず。
ですので、このシステムがどういう趣旨目的で導入されるのか、どんなメリットがあるのかということはちゃんと説明しなければなりません。
また、これまでと業務のプロセスも変わることになるので、利用方法の説明を行わなくてはなりません。
とはいっても、説明に伺うタイミングが早すぎても、質問があまり出ないですし、遅すぎても、現場から不安の声が上がってしまいます。
そのあたりも含めて、失敗しないためには現場の声をよく聞かないといけません。
なお、今回は少しタイミングが遅かった模様…。
本当にしっかりと、こちらから「大丈夫?問題ない?」とこまめに声をかけて、聞き出すくらいでないといけないなと、少し反省。
現場を不安がらせてしまって申し訳ないことですが、待たせた分、多くの疑問質問、問題点が上がってきます。
その点では、とても効率よく声を拾えたかなと。
でも、建設的な意見ばかりではありません。
中には「新しいこと覚えるのはめんどくさい」と、はっきりと口にする人もいます。
めんどくさい人は何をするにもめんどくさがります。
最初のめんどくさいを乗り越え、慣れてしまえばあとは楽になるんですけどね…。
説明会の後に飲みに行けば、辛辣な批判も受けたりします。
でも、こんなことで心折れていては間接部門なんてやってられません。
営業さんも日々お客さんからの厳しい要求に胃を荒らしておりますが、間接部門も似たようなもの。
社内の人だからということで、より辛辣にあたってくる人だっていますからね…。
ほんとに色んな人がいるなぁと。
逆に、電話でのやりとりであまりよいイメージのなかった人が、話してみたら印象が変わった、なんてこともあります。
普段はなかなか他拠点に伺う機会はありませんし、ほとんど電話でしかやり取りしない従業員さんもいます。
そんな方たちともお話できたのは、本当によい経験。
間接部門と言っても、なんかしか理由をつけて現場に行ったほうがいいなぁと、当たり前のことですが、改めてしみじみ思いました。
事件は現場で起きているんですから、ちゃんと現場を見ないといけませんね。