なんのプロフェッショナルであるか。
こんにちは。
5月の行政書士登録に向けて、ベースとなる法知識の拡充を図るとともに、具体的な業務についても思いを巡らせております。
パラレルキャリア、もう一枚の名刺のため、業務は絞ってやっていくつもりです。
現業にも活かせることであったり、興味のあること、というところでやっていきたいと考えております。
具体的には、補助金・助成金申請業務と、会社設立・組織再編業務です。
今の仕事の中で、働き方改革というものに興味を持ち、どのような施策を行っていくべきか考えております。
働き方改革にまつわるセミナーや書籍、その道の第一人者のインタビューやプレゼンテーションの動画などを拝見しております。
そんな中で思うことは、日本はなぜこんなに起業をしない国なのかということ。
素晴らしい起業家や、大企業であっても起業家精神の塊のような経営者は確かにいます。
でも、必要なのは、小粒ではあっても自らの力で事業を起ち上げる人たちのはず。
長銀や山一證券のように、潰れるわけがないと思っていた金融機関が潰れてしまったのが日本。
最近ではシャープや東芝もそうですし、JALだって会社更生法でやっとこさ立ち直った企業です。
大企業だから安心、などということは一切ないですし、会社が守ってくれるという神話はとうの昔に崩壊しております。
これから高齢化社会から超高齢化社会になり、多くの働き盛りの若者が介護も同時並行的にやっていかなければなりません。
今までの働き方でそれはできますか?
と言われたら、それはとても難しいことだと思います。
私やあなただけでなく、みんながそういう状況になるので、介護なのでちょっと休みます、抜けます、ということができなくなる。
働き方改革の必要性はそういうところにもあると思います。
日本社会という現状から強制されることになる改革だと思います。
もちろん、ワークライフバランスだとかワークライフシナジーといったポジティブな面からの働き方改革もありますが。
それに興味がなくても、やらざるを得ない社会になるのでは、という。
すると、在宅勤務などはもちろんですが、個人が独立して、より自由に、そしてしっかりと責任を負って、働くということが必要になってくるわけです。
一発やってやる!とまでいかなくても、より多くの人がノマドワーカー、フリーランス、自営業者となって、少し背伸びをして会社まで設立するということが、必要になる社会。
ですから、会社設立業務に携わって、OECD加盟国中最低という起業率を上げていく助けになりたい。
そして起業後、明確な事業計画があるのなら、自力でやるよりも、補助金などを利用することによりスムーズに、迅速に、事業を推進していくことが可能になる。
より多くのイノベーションを日本から世界に。
そのためにはより多くの企業が必要。
そしてそれを助ける制度を積極的に利用する。
そのようなことの助けになるプロフェッショナルでありたいです。
こうして書いてみると、私のやりたいことはやはり間接部門なのだなと。
モノづくりができる人たちをみて面白いと思いつつも、自分でそれをやるというよりは、そういう人たちを助けたい。
これが私の経営理念につながるものなのかなと思っております。