新入社員、巣立ちの時。
4月1日に入社してきた雛たちが、ついに巣立ちの時を迎えました。
7月2日より配属、3ヶ月の研修期間です。
私が新卒で入った会社は、4月の一ヶ月だけでしたが、地方の人は本社近くのホテルに缶詰の、みっちり研修でした。
あの頃を思い出しますね…。
今年弊社に入ってきた新人たちは4人。
例年、4、5人が入ってくるのですが、四大卒がほとんどです。
ところが、今年は高校、専門、四大、芸大と、かなり毛色が異なります。
しかも、男の子は一人だけ。
どちらかというと、男くさい業務だったり、華のない商品を取り扱っているのに…。
不思議なものです。
人事担当者から話を聞くと、女の子の方が地元志向が強く、中小企業である弊社にエントリーしてくれる子が多いのだとか。
就活の初動も、男の子のほうが大手志向があるのか、そういう企業を落ちてから、こちらにエントリーしてくれる傾向にあるんだそうで。
実際、弊社の今年の採用面接一発目も、7,8割が女の子でした。
だんだんと就職活動も変わってきていますね。
さて、今年入社の新人達について。
新人研修の多くの時間を本社で行っておりますので、毎年の新人のこともよく見ています。
元気だったり静かだったり、大人っぽかったり子供っぽかったり。
毎年本当に色んな子が入ってきます。
今年は、その中でも一番印象的な新人達となりました。
まず、外部研修を取り込むなどしたため、いつもよりも一ヶ月も長い研修期間になったことがあります。
また、私が受け持つ研修も、ガラッと内容を変えました。
これで一気に打ち解けることができましたし、すごく楽しんでやってくれました。
個人的にも、研修を作り込んだ甲斐があり、うれしかったです。
性格的には、例年よりもやや子供っぽい印象。
高卒、専門卒の子は年齢も18、20歳と大卒よりも下ですが、大卒の子らもちょっと子供っぽい。
悪い意味ではなくて、変にすれていいないというか、染まっていないというか。
無垢な感じです。
例年だと、一人くらい妙にマセた子がいたりするんですが。
中にはバイトやサークルでしっかりやれていたから、社会人も通用する!などと豪語する子もいたりして…。
大学での経験は貴重ですし、社会に出たら全く役に立たないだとか、そんなことは思いません。
ですが、それはそれとして、社会人としてはイチから受け入れる姿勢で臨んでもらいたい。
そういう意味では、今年の子たちはすごく素直に受け止めてくれたかなと感じています。
また、4人の仲もものすごくよくて、大卒の二人は年下の二人をしっかりと引っ張っていってくれてるし、専門卒の子は、年も近い高卒の子をしっかりサポートしてくれてる。
同期の絆の強さを、折に触れて感じました。
研修最終日、挨拶を終えて巣立っていった新人たち。
これからは元気な声が聞こえなくなって、淋しいなと思っていたら…。
仕事帰り、いつも通りスタバに行くと、なんと4人集まっていました。
聞けば、早速次の長期休暇に旅行に行く計画を立ててたそうで。
仲良すぎ!!
と思いつつ、そういえば私も、研修が終わった次の三連休、旅行に行ったなと…。
もう何年前だろ…。
そんなわけで、可愛い新人たちは巣立っていきました。
明日からは現場で社会の荒波にもまれ、先輩、お客さんにもまれ、成長していってください。
今後益々の成長を期待しています。
頑張ってください。