ワークライフバランスかワークアズライフか。
こんばんは。
私は間接部門という立場上、日々、働き方改革の視点から、従業員の業務効率向上、生産性向上を考えております。
それでは、私自身はどうなのかというと、これらの施策について調べ物をしたり、資料を作ったりして、残業も少なくありません。
時には持ち帰って土日に作業をすることもあります。
ネット上でも、働き方改革を進める側が、残業が多くなっているというのをよく見ます。
これでは本末転倒なのか?
働き方改革という耳心地の良いキーワードに踊らされ、はまってしまっているのか?
でも、私としてはとても遣り甲斐を感じてますし、資料をひとつ完成させるにつけ、達成感も感じます。
また、何よりもやっていて楽しい!
でも、残業が増えたらそれは働き方改革、ワークライフバランス失敗なのか?
仕事をしていて、この点はいつも気になっていました。
バランスとはなんぞや。
そんな折、LivePicksという動画配信サービスにて、落合陽一氏の「ワークアズライフ 」という言葉を耳にしました。
これだ!と思いましたね。
仕事とライフをバランスさせようとするからいけない。
というか、人によっては圧倒的にワークにのめり込みたい人もいる。
自営業者なら、サラリーマン以上にワークとライフの境目がなくなることも。
バランスを考えるから、ワークに偏れば辛いし、ライフに偏るとサボっているように映る。
でも、ワークアズライフという考え方はそうではない。
人生のように仕事をする。
ある方はライフワークバランスと仰っていました。
「ワーク」と「ライフ」をひっくり返しただけのようですが、「ライフワーク」=「一生をかけた仕事」というひとつの意味でとらえています。
これも、ワークアズライフと同義かなと思います。
この考え方の中では、仕事に時間は関係ありません。
夢中になるべきものがあるのなら、それに寝食を忘れるほど没頭すればよい。
決してワーカホリックではありません。
強迫観念や義務感などでやるわけではなく、健全に、夢中になるのがワークアズライフ。
サラリーマンの中にももちろんこういう方はいると思いますが、やはり特殊な職業の方が多いでしょうか。
建築家の安藤忠雄さんや隈研吾さんの本やインタビューを見ると、まさに!と思いますね。
芸術家やスポーツ選手、研究者や起業家などもそう。
まさに、やっていることそのものを大好きな人たち。
自分がどちらなのかというのは、簡単にわかるでしょう。
それだけ夢中になれる仕事がありますか?という問い、それのみ。
これがないのであれば、その方はワークライフバランス型なんでしょう。
バランスの取れた仕事外の時間の中で、プライベートを充実させるもよいですし、情熱を注げる仕事を探すのもよい。
もし情熱を注げる仕事が見つかったのであれば、ワークアズライフにシフトすればよい。
でも、必ずしもそのような仕事を探す必要もなく、情熱を注げる趣味だっていいわけです。
どちらもそれぞれの価値観。
とはいっても、社会人の多くは、ワークライフバランス寄りなんだと思います。
私はといえば、自分自身をワークアズライフ寄り、というか大分そちらに振れているな思っています。
皆さんはどちらでしょうか?
仕事に情熱、傾けていますか?