IT導入補助金、はじまりました。
昨年大人気だった「IT導入補助金」、今年も始まりましたので概要紹介。
この補助金、なんと3次まで募集があります。
ですが、どの補助金もそうですが、1次より2次、3次と重ねるごとに、採択率は低くなっていく傾向にあります。
現在なんらかのシステム導入が決定していて、あとはタイミングだけ、という事業者様は、是非1次募集で申請することをお勧めします。
さて、概要です。
対象者 | 中小企業・小規模事業者等 |
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補助金対象経費 | ソフトウェア、クラウド利用費、導入関連経費等 |
補助率 | 1/2 |
上限額 | 50万円 |
下限額 | 15万円 |
一次募集 | 4月20日~6月4日 |
二次募集 | 6月中旬~8月上旬 |
三次募集 | 8月下旬~10月上旬 |
基本ですがおさらいを。
補助率1/2の上限50万円ということは、「100万円の費用の1/2、50万円まで補助」ということです。
下限額はというと「30万円の費用の1/2、15万円を下回るなら補助事業対象外」ということ。
私が昨年導入したシステムは、30万円未満でしたので、対象外でした。
ある程度費用の掛かるものだから躊躇しがち、そこに国が補助しますよ、ということなのでしょう。
それからこの補助事業の目的です。
補助金の交付規程によれば…。
(交付の目的)
第2条 本事業は、足腰の強い経済を構築するため、中小企業・小規模事業者等における生産性の向上に資するソフトウェア、サービス等(以下「ITツール」という。)を導入する事業(以下「補助事業」という。)を実施する者(以下「補助事業者」という。)に対する事業費等に要する経費の一部を補助する事業を行うことにより、中小企業・小規模事業者等の生産性向上の実現を図ることを目的とする。
交付の目的をしっかりおさえ、申請書の記載に盛り込むことも、 補助金申請の基本ですね。
補助金の全体像をつかむためにも、ざっくりとでも構わないので、交付規程にも目を通しておくことをお勧めします。
また、補助対象経費で注意する点は、「ソフトウェア」は対象だけれど、「ハードウェア」は対象外と言うこと。
ファイルサーバ導入などは対象にならないということですね。
それから、この補助金の特徴としては
- IT導入支援事業者を介して申請すること
- 該当するITツールは事務局に登録されていること
- SECURITY ACTIONの宣言を行うこと
などが挙げられます。
間違いのないITツール選びをし、しっかりとしたサポートで導入の失敗を回避しつつ、情報漏洩などをしないよう、セキュリティの意識付けをする、ということでしょうか。
今年もきっと大人気で、応募が殺到するのでしょうね。
興味のある方は、こちらからより詳細な資料をダウンロードしてみてください。