サラリーマン行政書士の読書日記

本ブログは、サラリーマン行政書士である私が、本業、副業、中小企業診断士に挑戦若しくは奮闘する様及び読書記録を綴るブログです。



今年も新人研修受け持ちました。

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今年もやってきました、新人研修。

4月に入社した新入社員。

約2ヵ月という期間、外部や現場、座学など、みっちりと叩き込まれます。

そのうちの一日を私の部署でも受け持ちますが、そのうちの半日という時間をいただき、研修を行いました。

 以下、カリキュラムです。

 

 

新人研修カリキュラム・・・間接部門のお仕事

毎年恒例になっている、間接部門理解促進スライドを今年も使いました。

使いまわしているとはいっても、毎回少しずつ、ブラッシュアップはしておりますが。

 

現場に配属されてしまえば、ほとんど電話やメールでの接点しかなくなってしまう経理や総務。

この間接部門と呼ばれる部署が、どのような仕事をしているのか説明するスライドです。

 

どちらかと言えば、現場からは嫌われるばかりの部署ですので、新人のウブなうちに、少しでも苦労を理解してもらおう…。

という意図もないわけではないですが、現場から見てブラックボックス化しがちな間接部門を理解してもらうことで、少しでもり会社を俯瞰してみていただけたら、と言うのが狙いです。

 総務に経理、財務に法務、その他人事や労務、広報、庶務、雑務まで…。

中小企業の総務部はなんでもやれないと務まりません。

 

新人研修カリキュラム・・・会社の数字も一通り

間接部門の仕事を知ってもらったら、お次は会社の数字。

これは現場部門でも必須科目。

自分の売上が、ちゃんと回収されなければならないこと、諸経費差っ引いてどのくらい残るのか。

そこが分かっていないのなら、「数字を作る」なんて言えません。

 

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スライドはやや極端に、端的に説明しておりますが、中小企業の経常利益の平均は3%台というのが実情です。

 

これを知っていれば、無駄な経費というのは抑制されるはずなんですが…。

 

新人研修カリキュラム・・・数字の大切さを思い知った経験

私は新卒で勤めた会社では営業をしておりましたが、配属先の営業所には全国トップの売上を誇る先輩がいらっしゃいました。

あるとき、管理部門の方がいらっしゃり、各営業マンの粗利について説明してくれました。

その説明を聞いて驚いたのが、売上全国トップクラスの先輩は、なんと粗利マイナス、逆に予算達成にすら苦労していた私は営業所で最も粗利を残していました。

一般に、粗利でマイナスなら、その事業はやらないほうがよいのです…。

なぜなら粗利から人件費が引かれて営業利益が残るところ、人件費すら払えないというのが粗利マイナスなのですから。

ボリュームも大事ですが、ちゃんと残る利益について意識がないと、会社は成り立ちません。

残業月100時間越えの真っ黒ブラック企業だったこともあり辞めてしまいましたが、その後まもなくして会社更生法、倒産という道を歩んでおります。

私が入社した時、再来年を目途に上場と言っていたのに、実際には3年後に倒産しました。

数字の見方は、新人であっても理解する必要があると、強く感じた経験です。

 

そんなところを、極力平易に伝えられたらと思います。

 

新人研修カリキュラム・・・座学の後は、楽しんで覚える。

以前のエントリーでも書きましたが、今年はカリキュラムを大幅に変更しております。

 

www.co-idealblog.com

 

これまでは数字に関するDVDを二本見て、テキストの穴埋め、小テストということをやっておりました。

これは先輩からそのまま引き継いだものですが、やっていて自分で面白くないなぁと。

新入社員の研修としては難易度も高いし、半日の研修で身につくのか?という思いがありました。

 

そこで、ゲーミフィケーションという概念を業務に取り入れる会社が増えている今日この頃ですが、私は研修にゲームをそのまま取り入れることにしました。

 

ゲームの内容については上記エントリーで触れていますが、研修で一通りやってみての感想なども、また次回以降のエントリーで少し深く書いてみたいと思います。

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