サラリーマン行政書士の読書日記

本ブログは、サラリーマン行政書士である私が、本業、副業、中小企業診断士に挑戦若しくは奮闘する様及び読書記録を綴るブログです。



NewsPicksアカデミア、トークイベント「才能の正体」に参加しました。

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いつも楽しく利用させていただいているニュースアプリ、NewsPicksのイベントに参加してまいりました。

テーマは「才能の正体」、ビリギャルの原作を書いた新刊本のタイトルでもあります。

 

才能の正体 (NewsPicks Book)

才能の正体 (NewsPicks Book)

 

 

イベントは、通常はNewsPicksアカデミアという、アカデミア会員(有料会員)向けのもの。

それを通常有料会員と無料会員にも抽選という形で門戸を開いたのが今回のトークイベントです。

 

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アカデミア会員は面白そうなので試してみようかと思ったこともあるのですが、イベントが東京に集中しており、地方民には…。

今回のような地方開催が増えてくれるとありがたいのですが。

 

これについてはNewsPicksのCCO(チーフコンテンツオフィサー)である佐々木紀彦さんがコメントしています。

 

 

まだ少し先にはなりそうですが、とても楽しみです。

名古屋でも毎月開催されるようになれば、アカデミア会員になりたいと思っています。

 

さて、先日のエントリーで、イベントに当選した旨、トークイベントの主題について書かれた書籍を読んだことは書きました。

 

www.co-idealblog.com

 

今日のエントリーでは、参加して感じたところを。

 

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このトークイベント、主役は坪田先生ですが、実は面白いと感じたのは大﨑社長でした。

大﨑社長は吉本興業の社長さんです。

坪田先生とはどのような御関係かというと、坪田先生も吉本興業の社外取締役なのです。

 

坪田先生が吉本興業の取締役になったのは、キンコンの西野さんから「社長に会わせたい面白い人がいる」というひとことがきっかけだそうです。

会ってみたら馬があって、その日のうちに「社外取締役になってよ!」と言われ、ほんとうになってしまったのだそうです(笑)

言う方も言う方ですが、受けるほうもまた受ける方です。

お二人とも勢い、行動力が半端ないですね。

 

そう、大﨑社長が面白い方だというお話。

やはりお笑いの吉本、ここで何十年も芸人達と仕事をしていると、お笑いのセンスが磨かれるのでしょうね。

もちろんトークがうまいというだけでなく、言葉の節々に、含蓄があります。

本人は「てけとーやで」みたいなことを言いつつ、それがまた聴き手を惹き付ける。

 

この社長、現場位にいたころは明石家さんま、島田紳助、ダウンタウンをマネジメントしてきたのだとか。

彼らも若いころには売れていない時期というものがあって、その頃には「大﨑さん、たのみますよ」と頼られたとのこと。

 

でも、社長は「なんで俺が頼られたのか、いまだにわからへんのや~」と。

そこの謎を坪田先生がうまく解きほぐして行きます。

 

ここで少し、坪田先生のお話を。

坪田先生が主催する塾のスタイルは、入塾試験などでふるいにかけることはせず、先着順なのだとか。

入塾試験をやって上位に入る子は、わざわざ自分が教えなくても東大に入る。

だから、本当に自分を必要として、手を差し伸べてほしい子に教えたいのだとか。

 

大﨑社長の話に立ち返って、大﨑社長も入社当時はマネジメント手腕もなかったそうです。

力のある同期や先輩たちは売れっ子芸人をマネジメントしたがるし、売れっ子芸人も腕の良いマネージャーを欲しがる。

そうすると、マネジメントしようと思っても、名の知れた芸人は残っていない。

やはり芸人の側でも、誰それを育て上げた、というようなマネージャーは手一杯で頼れない。

 

たまたま、フィルターにかからなかった者同士が出会った、それが若かりし頃の社長と明石家さんま、というわけ。

そういった状況で、大﨑社長の、相手のことを受け止めて、親身になる人柄が、才能の原石だった彼らに「たのみます」と言わせたのでしょう。

と言ったところが坪田先生の洞察。

 

そういった坪田先生の話を聞いても、「そうなのかなぁ」と謙虚に受け流すところに、大﨑社長の人柄を感じました。

 

「才能の正体」のトークイベントなので、終始才能についてのお話なのですが、

このエピソードが一番心に響きましたね。

 

才能をしっかりと見るということは、既に誰の目にも見えているものではなくて、発見されていない部分を見つけてあげるか。

誰にでもなんらかの才能が隠されていて、自分で気付ければよいけれど、なかなか難しい。

 

図らずも、というところはあるでしょうけれど、誰の目にもとまらなかった若手芸人をしっかりと見つめぬいた結果、才能を開花させるに至ったのだなと。

 

サラリーマンとしての話で言えば、先輩上司が後輩や部下をマネジメントするのも全く同じ。

「なんでこれできないの?」ではなくて、「○○さんはこういうのが得意なんだね」という視点です。

強制するんじゃなくて、見つけてあげて、受容してあげる。

こういうのって優しい世の中ですよね。

 

トークイベントは20分くらい延長し、開演待ちも含めれば2時間以上座りっぱなし。

開演も19:00からということもあり、かなり疲れた一日でしたが、それは学びも多かったからかもしれません。

 

いつもWEEKLY OCHIAIで見ている佐々木CCOも生で見ることができ(個人的にこれが一番嬉しい)、とても充実した一日でした。

 

ちなみに、入り口でHOPEを配っていて、自宅に3部届いてはいたのですが、またもらってしまいました(笑)

 

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折角なので、会社に持っていって後輩にあげることにしました。

こちらはネットで無料配布しています。

HOPEに関するエントリーはこちら~

 

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最近読書とブログでなかなかNewsPicksの特集も読めていませんが、NewsPicksBookを読んだりイベントにこうして参加することができて、相変わらずコンテンツを楽しめています。

 

これからもっともっと、地方でのイベントが増えていくことを期待しております。

 

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