本棚にこだわりが必要な理由、『本棚にもルールがある』
皆さま、本棚はきれいに整理されてますか?
私の本棚は…とても雑然としております。
というのも、少し前まではCDやDVDが大量に並べられていて、それらの断捨離(といってもDVDは半分くらい残ってますが)をしたから。
そうして空いたスペースに、今まで別の本棚に入れていたもの、積読状態だったもの、新たに買い足したものが、雑然と並べられております…。
これからさらなる断捨離を決行したうえで、ジャンル分けなどを実施していきたいと思っています。
ここに思い至ったのも、HONZを主宰する成毛氏の著書、『本棚にもルールがある』を読んだから。
といっても、この書籍を手に取ったのも、本棚をどうにかしたいと考えていたからではありますが。
そしてこの本を読んだ結果、積読用ブックタワーを購入。
ブックタワーの紹介はこちら。
さて、『本棚にもルールがある』について。
今まで本棚について書かれた本にはお目にかかったことがなく、とても新鮮でした。
本棚に入れておくべきオススメ本、必読書を挙げるといったものではありません。
本棚を自身の脳に見立て、本の新陳代謝を促し、脳のアップデートを推奨しています。
整理された本棚は、眺めるだけでアイデアが生まれる、とも。
本棚は単に本を収納しておくスペースではなくて、今の自分にどんな知識が備わっているのかを一覧できるんですね。
この知識をいかに効率よく引き出すかは、読書人ならば大きな関心事。
そのために本棚の効率、生産性を上げるノウハウが、本書には詰まっています。
本棚にこだわらなければ、折角の読書も台無しになってしまう。
読書の効果を最大限に活かすために、本棚にもこだわりが必要なのですね。
また、特別付録として「HONZ特製 書評の書き方」が付いているのですが、このようなブログを書いている私にとっては、とても嬉しい付録です。
いつもただ思うままに、だらだらとブログを書いてしまっておりますが、書評、レビューにもやはり一定のルールがあると思います。
何を伝えたいのか、小説ならネタバレ御法度、読みやすい文字数の目安は、等々。
書評サイトを主宰し、自身も年間で最低200冊は読むという読書家である成毛氏による「書評の書き方」は、とても参考になります。
本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/12/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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