サラリーマン行政書士の読書日記

本ブログは、サラリーマン行政書士である私が、本業、副業、中小企業診断士に挑戦若しくは奮闘する様及び読書記録を綴るブログです。



申請取次事務研修会に参加しました。

こんばんは。

 

本日は名古屋にて、一日缶詰研修でした。内容は、行政書士として申請取次を行うための研修。

申請取次は研修を受けて知識をつけたら明日にもできる、というものではありません。事務研修会に申込み、丸一日研修を受けた後に効果測定があり、これに合格する必要があります。また、もう一つ県の書士会での研修にも参加しなければなりません。両方の合格証、受講証をもって、登録できる、というのが申請取次の流れです。

そして登録されると、不恰好なピンクカードをもらい、これを毎回持ち歩くことになります。届出済証明書というのが正式名称ですが、通称ピンクカード。風俗営業関係?と思ってしまいますね。呼ばれ方も微妙ですが、形が…。

www.co-idealblog.com

こんな図画工作のようなカード、今時他では得難いと思います(失礼)。

さて申請取次の事務研修会ですが、効果測定といってもそれほど難しい内容ではありません。ただ、ほかの業務には効果測定などないので、責任の重い業務だと再認識させられますね。 

””

具体的にどのような業務なのかというと、いわゆる入管業務です。外国人の方の在留許可を得たり、変更したりする申請の取次です。この業務は、下手をするとクライアントが日本に居続けるための資格を喪失してしまうことにも。国外退去、その人の人生を左右してしまうことにもつながります。もちろん、その分だけ遣り甲斐があるとも言えますが。

まだまだサラリーマンですので、行政書士業務を行うことも難しいなか、受講料を払ってまで参加、登録をしようとするのにはわけがあります。ここのところ事あるごとに言われる人口減少、生産年齢人口減少、労働者不足。これを解決するには、外国人労働者を受け入れる以外ありません。

もちろん、AIやロボットなど、省人化機器の導入というのもありますが、そうドラスティックにシフトしていくとも思えません。特に中小企業では、ね。

そんな私の考えにもピタッとあてはまるのが、この業務だったりします。将来的に本格的に独立した際は、メイン業務にできたらな、なんて思っていたり。

 

 研修の内容はというと、これまで参加してきた沢山の研修、セミナーの中でも、かなり満足な内容。深いし、実務的だし、わかりやすい。流石に高いお金を払うだけのことはありますね。 在留資格は多岐にわたりますし、非常に深みのある業務だと思いますが、今日の研修で基本的な流れは掴めたと思います。 

さて問題は効果測定。前もって問題集ダウンロードしていましたし、昨年のうちに一通りやってはいました。にも関わらず、研修の中でもお話あったにも関わらず、代理の引っ掛けにまんまと…。

なんでひとつも✕がないんだ…と、最後まで悩んだ問題。解説聞いたら、あ、代理!あ!みたいな。なんで気付かなかったのか、ちょっと自分に腹が立ちました…。

自己採点の結果は7/10でした。あの凡ミスさえなければ自信はありますが、7/10でも、あの問題間違えたらヤバいな…。

落とす試験ではないとは思いますが、ネットで見てみると2、3割くらい落ちているというような話も。今回は当日の話の中からの出題も多かったので、きっと平均でも8/10だろうなぁと。

2週間程度で結果が出ると言っていたと思いますが、しばしドキドキです。

 そろそろ中小企業診断士の得点開示も返信が来る頃だと思うので、色々ドキドキします。

 

第5版 よくわかる入管手続―基礎知識・申請実務と相談事例―

第5版 よくわかる入管手続―基礎知識・申請実務と相談事例―

 

 

 

会社の背骨をどう正すか。

こんばんは。

 

 

先日、スタバで読書をしていたところ、会社の他部署の後輩がやってきました。

話し込んでいるうちに、会社のここがこうだ、あそこがああだという話に。

 

よく、愚痴やネガティブな言葉はよくないと言います。

もちろん、言って終わりでは気持ちが後ろ向きになってお終いなので、よくありません。

でも、「うちってこういうとこあるよね」の後に、「だからこうしていこうよ」という建設的な意見がでるのなら、悪いものではないと思います。

 

愚痴の悪いのは、ネガティブなまま終えることであって、その話自体は、解決すべきもの。

問題提起という意味では、ちゃんと吐き出すべきものだとも思います。

もちろん、妬みのようなものは会社、組織として解決するものではない個人の精神の問題なので、論外ですが。

 

吐き出された愚痴=問題提起に対して、先輩上司はどれだけフォローできるか。

愚痴を聞きながら、試されてるなと(相手はそうは思っていないでしょうけど)思いながら、愚痴に付き合いつつ、じゃあこうしてみたら?これは言っていけばいいよ、云々と。

 

問題の内容が労務関連の部分については、自分の部署の案件だなと思い、とりあえず持ち帰ることに。

会社の方向性についての疑問みたいなものは、立場上いかんともしがたく…。

そういう部分、会社の理念やビジョン、計画についてのトップダウンが、圧倒的に足りていないのは私も日々感じていること。

これは会社の飲み会で愚痴になると、定番のネタです。

うちだけでなく、サラリーマンあるあるだとは思いますが…。

 

やっと本日の本題です。

 

会社の向かう方向は、理念、ビジョン、ミッション、社訓、いろんな呼び方がありますが、会社のトップが決めて、言葉で、文章で伝え、計画に落とし込んでいくもの。

これができていないと、従業員は日々の目の前の仕事にのみ没頭することになります。

 

今、会社で幹部研修を受けています。

コンサルが入って約一年間、毎月座学とディスカッション、課題をこなしてます。

その研修の座学の中でもよく言われます。

「会社のトップが決めた理念は絶対、何をするにもこれが価値判断基準になる。」と。

それがトップマネジメントから、ミドル、ロワー、一般従業員に降りてくる。

この流れを背骨、バックボーンに見立てて、ゆがむと体調=組織が悪くなるなんていうお話。

 

こういった話はコンサルごとに説明の仕方は違っても、核となる理論は昔からあるもの。

中小企業診断士の勉強をしていると、正直なところほぼ知っているお話。

あぁ、これは組織論のあの理論だなとか、あの学者の言葉を少し変えてるなとか思いながら聞いてます。

 

で、コンサルさん、そうは言いますが、トップマネジメントのビジョンが定まっていない場合は、ミドル、ロワーマネジメントはどうしたらよいのでしょう?

言ってみれば、背骨がゆがむ以前に頚椎損傷しているようなもの。

ちょっと例えてみましたが、考えてみたら組織としてマヒしてると思う部分も多い。

バックボーン理論の正しさが立証されてしまいました…。

 

この問題は、中小企業診断士を目指している身としては、自分のなかで解答を出さなければなりません。

いわば、今の会社の組織上の問題を解決すること、解決できなくても解決策を考え、提案することは、資格をとった後の大きな糧になります。

 

さて、どのようにしたらよいのか。

あ、ここで解決方法を提示するというものではありませんよ。

自分なりに考えてみたい、ということです。

 

通常、会社のビジョンをボトムアップで決めることは100%あり得ないので、トップにそれを気付かせる方法を考えることになります。

でも、ビジョンが定まっていないなどと言うことを、トップに向かって言うことは当然憚られること。

でも、何らかの方法をもって、定まっていないこと、伝わっていないことを上に上げないといけない。

 

地道な努力にはなりますが、日々の仕事の中で、先輩上司に聞いてみることでしょうかね。

こういうのって、会社的にはどうなんですかね?

うちの企業文化ってどんなですか?

この目標は、中期計画のどの部分にあてはまりますか?

中期計画と会社の理念が私の中で紐付かないのですが、教えてもらってもいいですか?

 

こういうことを聞くことはうっとおしがられますが、会社のことですし、真剣な問いなので、先輩上司もそうぞんざいには扱えないはず。

先輩も言葉に詰まるようであれば、先輩から課長へ、課長から部長へ、常務や専務へ、そして社長へ。

一人だけではなく、他の拠点にいる同期にも、そういう草の根レベルの活動に協力してもらう。

ビジョンが見えないというのは、一人が思っていたら、他の人も思っているものです。

あっちからもこっちからも、そういう声が上がれば、トップも何らかの行動を起こさざるを得なくなります。

定まっていないのであれば、理念の刷新、ドメインの再定義など。

伝わっていないだけならば、理念を唱和させ、ビジョンミーティングをして、ちょくちょく現場の会議にも参加して思いを伝えるなど。

 

先ほどボトムアップでビジョンを決めることはできないと言いましたが、明確でないビジョンを降ろさせることはできるはずです。

トップだって、会社がどこに進みたいのかわからない従業員、部下ばかりだったら、自分たちが困るわけですから。

 

ビジョンが上から降りてくる以上、わからないと思ったら上に聞くのは道理。

何も臆することなく聞けばいいし、そうしなければ自分も目の前の仕事に終始することになる。

それでは、仕事も面白くないでしょうしね。

みんなが楽しく仕事をして、仕事に誇りを持つために、上はビジョンを降ろし、下はビジョンを確認し続ける。

 

これが健全な組織、まっすぐなバックボーンを作りあげる、というのが私なりの答え。

そんなことを、後輩君に伝えていこうかと思います。

 

 

サラリーマン哲学

こんばんは。

 

 

ふと思いたったので、サラリーマン哲学を。

 

 

やる気があって、意見があって、根拠もあったなら、上司であっても納得するまで引かなくてよい。

 

やる気があって、意見はあるが、根拠がないのなら、意見が本当に自分のものなのか疑わなくてはならない。

 

やる気はあるが、意見がないものは、意見と根拠を持つ者に学べ。

 

やる気すらないものは、ただその場から去れ。

 

 

思えば中学の武道場にも掲げられていた。

「向上心、闘志なきものは去れ」

 

そんな暑苦しいサラリーマン哲学。

 

 

あけましておめでとうございます。

皆さま、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

 

正月は呑んで寝て呑んで寝てを繰り返して終えるのが例年の過ごし方。

今年はセーブしたわけでもなく、例年通り飲んでいたはずですが、それほど酔わず。

日中は読書をしたり、また、お父さんを折ったりしてまったりとしたお正月を過ごしました。

 

 

さて、多くの企業では明日も休みかと思います。

また、明後日有給休暇取ってその後の三連休と繋げる方も多くいらっしゃると思います。

私はといえば、経理職ですので12月末の入金処理と、請求書発行業務などもあり、また6日は会社の新年挨拶会などというものもあるので明日から三連勤です…。

 

今週末の三連休もありませんし、来週の土曜日も社内研修で出勤です。

年明け早々、お仕事モードですね。

たまたま今年は正月疲れしていないので、いきなり仕事モードに入れる、かな?

でも、正月太りをどこで解消するか、考えないといけませんね…。

 

今年の抱負、ですが、中小企業診断士挑戦も三年目。

受験ベテランにならないためにも、今年は頑張って二次試験突破します。

それから行政書士というか個人事業主として、いくつか案件受任したいですね。

これは依頼されてではなく、自分のやってみたいこともあるので、やらせてもらえないか、提案してみるつもりです。

ターゲットはある程度絞っていますが、さてどうなることやら。

 

自分のビジネスを拡大する一年になればと思います、ではなく、します。

皆さま、本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

契約書の印紙税、そこまで節税しますか?

こんばんは。

 

 

サラリーマン業としての一年は明日で終了です。

行政書士としての仕事もなんとか年内に一件完了いたしました。

行政書士としての次のお仕事はいつになることやら。

 

さて、4月頃から会社法務担当として契約書の作成、修正を行うようになりましたが、簡素なものも含めると、30件以上のリーガルチェックを行いました。

まだまだ参考書片手にですが、盛り込むべき条文や言い回しの仕方など、多少は身についてきました。

 

昨日、グループ会社の三者契約書を作成した際は、先方役員にもお褒めのお言葉頂き、少し舞い上がってしまった次第です。

法律というものは、勉強中は何となく味気ないもののように感じますが、いざ実務、契約書となると、一気に相手の顔、目的物、力関係、ビジネスの全体像が見えてきてとても面白いものです。

年が明けたらまた大きな契約書の作成が控えているので、ますます勉強していかなければなりませんね。

 

そんなこんなで法務業務を行なっていると、いろんな契約書に出会います。

なかでも今気になっているのは、文言を工夫して印紙税を節税するというもの。

 

契約書のなかには、印紙税法上の7号文書というものに該当するものがあります。

新規のお取引を開始するときによく締結する取引基本契約書も、通常7号文書に該当するものです。

 

通常、ということは、そうでない場合もあるということ。

契約書で通常定めるいくつかの項目を確定させないことで、7号文書の対象外となります。

7号文書に該当するものとして

・目的物

・数量

・単価

・支払方法

・損害賠償の方法

 これらを満たすことが挙げられますが、反対解釈として、これらを確定させないでおけば、7号文書に該当しないということになります。

7号文書以外のものに該当することもありますので注意は必要ですが。

 

甲乙二通作成すれば両社で4,000円ずつ印紙税を貼るところ、貼らなくてよいとなると大きな節税です。

基本契約書などはお客様の数だけ結ぶということになるので、100件締結すれば400,000円の節税です。

毎回結び直すものではないので、均してしまえばもっと小さいですが、文言一つで節税できるなら、やらない手はありません。

と思いきや、という話ですよ。

 

大手はしっかりとした弁護士さん、経験豊富な法務部門が契約書を作成するので、不足なく節税もできる契約書の雛形を作成できるのでしょう。

 

でも、中小企業はそうはいかない。

実際、これネットで拾ってきたか、そのコピペでしょ?という契約書が差し入れられてくることもしばしば。

そういうものの中に、上記のようなスキームを「用いよう」とした契約書も見られます。

でも、あまり分かっていないのにこのような契約書を作成すると、「別途協議することを定めた契約書」が出来上がってしまうこともしばしば。

 

節税は大いに結構だと思います。

でも、元々、なんで契約を書面に残そうと思ったのか、その趣旨を外しては意味がありません。

 

契約書を結ぶことは手段であって目的ではないのは当たり前なのですが、色々とこねくり回した結果、目的を喪失してしまったか、別のものに差し変わってしまったかのような契約書を目にすることがあります。

 

行政書士は、弁護士のように争いのある法律関係に首を突っ込むことは出来ません。

行政書士の範囲は予防法務と呼ばれるものです。

 

契約書実務をやっていて、まさにこれは行政書士の範囲なんだなぁと思っています。

新たなビジネスを行うにあたり、先んじて協議し、それを書面に残す。

これによりその後の取引のルールが明確化され、事業のコアな部分のみに注力できる。

 

この、コアな部分に注力、というのは、法務の世界だけのことではありません。

 

今はあらゆる間接業務にアウトソーシングサービスが存在します。

間接業務どころか、直接部門の一つをアウトソースすることだってあります。

営業活動をアウトソースして製造に注力するメーカー。

一方でファブレス化などして営業活動、マーケティングに注力するメーカーも。

企業は自社のコアに注力できる土台作りに余念がありません。

 

予防法務をしっかりと行うことは、上記と同様にコアに注力できる土台作りに他なりません。

印紙税を節約してコストカットもよいですが、言った言わないになって関係性を崩すリスクを残してしまうのも怖いですし、もし法廷で決着をなどとなったら、印紙税の節約分など一瞬で飛んでしまいます。

それこそ全顧客に対して行った節税分が、です。

 

それならば、出来る限りを盛り込んで、禍根を断つ契約書を作成した方が、相手方との信頼関係を築く上でも好ましいのでは、などと考えてしまいます。

7号文書分の印紙税なんて、長いお取引の中ではなんら気にならない程度の微々たる金額ではないですかね。

 

いかがでしょう。

思うことを徒然なるままに書いてみました。

 

 

登記「されていないこと」の証明

こんばんは。

 

 

 

 

 

先日、名古屋法務局へ行ってまいりました。

 

 

 

目的は、登記されていないことの証明書。

 

郵送での申請も可能ですが、数名分をまとめての請求でしたので、間違いがあると怖いと思い、足を運びました。

 

 

 

 

 

 

写真は愛知県庁、この周辺に法務局だの経済産業局だのなんだのが密集しています。

 

愛知県庁の建物、、これは愛知県らしいのか?

 

あの天守閣の部分に知事の部屋があるのでしょうか。

 

全ては謎に包まれています。

 

 

 

さて、この写真の立ち位置から振り返ると、名古屋法務局があります。

 

不慣れなので念のためと思い窓口で確認してもらいましたが、簡単なぺらイチの申請書なので、何も問題はありませんでした。

 

印紙売りさばき書にて印紙を購入し、貼り付けて申請。

 

10分するかしないかのうちに、発行され、ミッション完了。

 

 

 

この「登記されていないことの証明書」ですが、あまり聞きなれないものだと思います。

これは許可申請をするときによく添付書類として求められるものです。

 

私も行政書士に登録するときに、初めて取り寄せました。

 

これともうひとつ、本籍のある市役所で発行される「身分証明書」もあまり聞きなれないものですね。

 

身分証明書は、市町によっては身元証明書というようです。

 

愛知県でも、豊橋では身分証明書でしたが、岡崎では身元証明書でした。

 

 

 

「登記されていないことの証明書」も「身分証明書」も、本来の役割は同じ。

 

成年被後見人被保佐人ではないないですよ、という証明なんです。

 

身分証明書はともかく、登記されていないことの証明書だなんて、なんだか長ったらしくて、仰々しいですね。

 

 

 

発行してもらった証明書を見ると、申請書に自分で書いた字がそのまま転写されているだけ。

 

そのほかは「上記の者について、後見登記等ファイルに、成年被後見人被保佐人とする記録がないことを証明する」とあり、登記官の名前と印影があるのみ。

 

内容は重要ですが、証明書は拍子抜けするほどシンプルです。

 

 

 

この証明により、建設業許可等を取得するときの欠格要件のひとつをクリアすることになります。

 

 

 

頂いた証明書を見てふと思ったのですが、これって、記載された氏名や住所、本籍をデータベース検索して、0件です、ってことなのかな、と。

 

もしこの場合だと、申請書が不備だらけだったり嘘の申請であったとしても、該当0件となってしまいます。

 

申請から書類発行までに要する時間も10分程度ですし、どこまで調べられているのか。

 

法務局と市役所とで情報共有しているのでしょうか。

 

もちろん、日々グルグルとまわっている制度ですので、何らかの形でしっかりとやっているのでしょうけれど。

 

どのような仕組みになっているのか、気になりますね。

 

以上、素朴な疑問でした。

 

 

改正民放写経 Ω\ζ°)チーン

こんばんは。

 

 

ふと思い立って、ブログタイトル変えました。

中小企業診断士も不合格でしたし、行政書士として初受任しましたし、サラリーマン行政書士色の方が濃くなってきましたので。

タイトル自体にそれほどこだわりはないので、今後も現状に則したブログタイトルに変えていきたいと思います。

 

 

さて、試験も終わり、11月の研修月間も乗り切り、社内合同研修とその宿題も乗り切り、少し落ち着いております。

と思ったら、今度はサラリーマン業がだいぶ忙しくなってきました…。

 

あまりに忙しいので、毎年任されていた新年挨拶会の司会を先輩に振りました。

ちゃんとできるかな…。

 

そんなこんなで自分にとってコアでない仕事は他人に振っていき、得意で面白い仕事を残すように回しております。

経済学の比較優位の理論の実践ですね。

 

仕事外ではプログラミングも手を出しておりましたが、一冊一周したので一休み。

次はもう少し実践的なテキストを~と思いつつ、今は法律の勉強に立ち戻ってます。

いかんせん、詰め込みでぎりぎり合格したものの、サラリーマン続けつつ、中小企業診断士の勉強をしていたので、法律から少し離れておりました。

仕事上、契約書実務をこなしながらも、やはり民法、商法、会社法あたりはもう一度しっかりと取り組みたいとも思っておりました。

 

そんな折に、民法改正です。

改正法の施行はまだ先ですが、書店には改正民放関連の書籍が沢山並んでおります。

詳しく解説したものを~とも思いましたが、そもそもの現行法からしっかりと学びたい!!

 

ということで、現行法と改正法が併記されたものを購入。

解説は一切ないので、全条文といっても新書程度の厚さです。

 

 

 

とりあえず、この書籍で一条一条読みつつ、全文ではないですが、重要な条文を写経しております。

見て、読んで、書いて、泥臭く覚えるのが、マイスタイル。

写経などと言いつつ、殴り書きもいいとこなので、字はとても見せられたものではないですが…。

とにかく、一周すること。

これでフックができるので、あとから別の書籍を読んだ時も思い出しやすくなります。

ザックリとで構わないので、1044条まである民法のマップを頭の中に作ることが大事ですね。

 

資格を取ってからも、まだまだ勉強。

というか、資格取得なんてやっとこさスタートラインに立ったところ。

そこからどこまで深められるか、ですね。

特に士業は法律で定められた独占業務だけではコモディティ化しやすい。

差別化を図るために、まず基礎作り。

この話はまたいずれ…。

 

人生100年時代、一生涯学習ですね。

もちろん、学ぶことが楽しい、ということが前提ですが。

がんばりましょう。

 

 

中小企業診断士試験、不合格通知書が届きました。

こんにちは。

 

 

不合格通知を晒す人は少ないような気もしますが、自分へのムチを入れる意味もありますので。

公開いたします。

 

まず、当初の予想というか、自信としては、CCDDで総合もDかなと。

Ⅰ〜Ⅳ、全ての事例でマスを埋めることはできました。

しかもかなりビッシリと。

でも、結局は量より質、芯を食った解答を書けたかというと、再現回答作成段階でもうあれ?あれ?っていう。

それでも事例Ⅰ、Ⅱは比較的手応え感じていたのでCCDD予想。

結果は…。

 

 

BBDBの総合B。

落ちていることには変わりはありませんが、なんか、惜しい…。

相対評価なので、自己評価とズレるということはよくありますよね。

何回もやっての平均ではないので、今回の問題と相性が良かったともいえますが、それでも自分が思ってたよりは出来ていたということ。

むしろ相対評価だからこそ、このギャップは参考になります。

一次試験は絶対評価なので、30点取ったら調整が入っても4点、合格率が大幅ダウンするだけ。

相対評価なら、言ってみれば順位ですから。

試験内容が難しくても、勉強をサボらなければそれほど変わるものでもないはず。

もちろんそうして油断してる人が落ちてしまうので、気は緩めてはいけませんけれど。

 

意外とよかったなぁ〜と思うとともに、なんでもう少し頑張れなかったんだろうか、と。

昨年は土日はかならず、12時間は勉強してました。

でも、今年は10時間を超えた日の方が稀。

直前期でも月150時間程度。

それも、テキストも少し実践的なものというか、試験に特化したテキストではないものを使っていたり。

 

そういった書籍は試験に合格してから読めばよくて、やはりまずは試験を突破すること。

これ資格試験の基本なのですが、忠実に遂行することができませんでした。

 

もう過ぎてからで言えば、いくらでもあれが、これが、と理由付けできてしまいます。

でも覆水盆に返らず、後悔先に立たず、過ぎたことはどうしようもありません。

 

それであれば、もう今できることをやるしかないですね。

早めに来年の計画を立てて、着実にそれをこなす。

来年で試験生活を終えるべく、しっかりと。

 

 

中小企業診断士2次試験、結果発表です。

こんばんは。

 

本日は中小企業診断士2次試験の結果発表日です。

 

スケジュールには入力していましたが、ここ数日仮想通貨の値動きが面白すぎて、ちょっと試験のことは忘れてました。

 

ここではあまり書いたこともなかったと思いますが、ビットコインブロックチェーン、とても興味があります。

今年の年始に10万円だったビットコインが年内に10倍、100万円に届くか?と注目されていましたが、ついに100万円を突破しました。

という大事件がつい一週間前、そして今日200万円を突破しました。

バブルとも言われますし、これまでの通貨の常識を単純に当てはめられないとか、いろいろと言われております。

市場参入者はまだ少ないので、今後の伸びしろは随分と多くあるはず、と考えております。

さぁどうなることやら。

 

さて、いきなりわき道にそれましたが、帰宅してから協会のサイトで合格番号の照合をしました。

最初は恐々、画面の番号だけ見て見覚えのある番号はないかなぁと。

特に思い入れのある数字でもないので、そもそも覚えていないわけですが。

まったくもってチキンのなせる業です。

次はちゃんと受験票を見ながら…ない…。

不合格だとは思っていましたが、こうなると諦めが悪い。

わざわざブラウザの検索機能で、下四桁を検索、当然ない。

 

はい、不合格です。

 

試験後、一応マスは埋めることができたものの、想定外な問題と手応えのなさから、不合格だろうと腹はくくってました。

でも、全てが記述の試験ですので、昨年の行政書士の時のようなどんでん返しもあるかも?と期待もしていました。

いやいや、二年連続でそんなことがあるほど甘くない。

中小企業診断士はやはり難しい。

勉強が足りませんでした。

 

今年の1次試験合格は来年も有効なので、来年はしっかりと2次合格したいです。

まだ来年に向けて、具体的には動きません。

他にもいろいろと身に付けたいことも多いですから。

でも、3月頃にはまた中小企業診断士に絞って、進めていきたいと思います。

 

しばらくは、中小企業診断士試験の勉強はお休み。

楽しくなり始めた法務や、プログラミングも使い物になるくらいまで身に付けたい。

年末もやること盛沢山ですね。

 

とりあえず、自分、お疲れ様でした。

引き続き勉強がんばってください。

 

 

行政書士として初受任!

こんばんは。

 

 

明日は本会にて、新入会委員基礎研修会というものがあります。

原則としては登録前後の研修期間などがない行政書士ですが、各都道府県の行政書士会会則の中で、一定の研修会に参加することが義務付けられています。

 

そんな大切な研修の前日ですが、いつも通りの夜更かし。

 

 

なにより、タイトルの通り、行政書士としての業務を初!受任することができ、少しバタバタしております。

受任した以上、詳細については触れることはできませんが。

 

古物商どころか行政書士業務としての初受任ですので、あらゆる書類が未整備。

請求書は入会時にいただいたものを使用するとして、見積書のひな形もありません。

また古物商許可申請の為の書類一式をダウンロードし、古物台帳もひな形を作らなければ。

説明用の申請フローを作成するともに、今後の自分にとってのマニュアルも作らないと。

自身でやってしまうことも多い古物商許可ですが、やはり初めてだとなかなか手間がかかります。

 

受任した以上は、サラリーマンだからという言い訳は当然できません。

無論するつもりもありませんが。

襟を正して業務に取り組みたいと思います。

 

 

本会研修、ドローン許可申請について。

こんばんは。

 

金曜日は久々に愛知県の本会にて研修。

今回はドローン飛行許可、承認の申請についての研修です。

 

 

完全に興味本位での参加でしたが、ますます興味が湧く結果となりました。

ドローンの使い方次第で関連する法律は多種多様ですが、ベースとなる関連法規は三つ。

航空法航空法施行規則、小型無人機等飛行禁止法。

しかも航空法の中でも2条22号、132条~132条の3までと、施行規則のなかの該当箇所、小型無人機等飛行禁止法は国会とかそういうとこでは飛ばしちゃだめ、というだけの法律なので、難しいことはない。

法律関係としてはとてもシンプルな内容ですね。

 

初見ですこしややこしそうに感じたのは以下の二点。

飛行を禁止する空域での飛行について許可が必要。

規定する6つの方法以外の方法での飛行には承認が必要。

 

許可と承認、何が違うの?となりそうですが、許可がなければ承認も得られないので、違いについてあまり気にする必要もありません。

なにせ、許可も承認もひとつの申請書類ですから。

こういった法律に慣れていないと、少しこんがらがってしまいそうですね。

 

許可承認の要不要の判断としては…

①屋内か屋外か→屋内なら不要

②機体が200g未満(バッテリー含む)か否か→200g未満なら空港や国会周辺などでなければ不要

③空港付近、人口集中地区、150m以上、いずれかの空域か→どれでもなければ不要

④夜間、目視範囲外、催し場所上空、人・物から30m以内、危険物運搬、物件投下なら→許可+承認

こんな感じでしょうか。

 

あとは捜索や救助のための飛行は特例で許可不要ですが、民間ではあまり想定されないですね。

 

この土日に内容を見直し、もう少し深掘りし、自分用に資料としてまとめてみました。

知識レベルだけでなくて、いつでも受任できるようにヒアリングシートのようなものも作ってみようと思います。

とてもよい研修でした。

 

 

 

補助金について学ぶ。

こんばんは。

 

今日は補助金についてお勉強。

 

 

タイトルに「税理士のための」とふきだし注釈がありますが、他士業の方にもおすすめです。

なぜ税理士の為の~となっているのかというと、内容の一部に「認定支援機関」を含むから。

また人気の補助金であるものづくり補助金、通称「もの補助」において提出する事業計画に対して、認定支援機関のお墨付きが必要になるから。

 

この認定支援機関とは、中小企業経営力強化支援法という法律の中で定められており、中小企業の支援を期待されています。

中小企業基盤整備機構の方から伺った話では、この法律の成立には税理士会の尽力があり、それゆえに、税理士は特別な研修抜きに認定支援機関に登録できるのだとか。

もちろん、税務・会計のプロフェッショナルであるからなんですが。

そうでない士業やコンサルも認定支援機関として登録することは可能ですが、一定の経験や研修が必要になります。

 

そういった制度があるので、税理士の方は是非登録しましょう~という宣伝もかねているようですが、本書はそれだけではありません。

補助金というものについて、業務のスタートからフォローまで一気通貫のアプローチをしています。

どういった制度なのか、どういった補助金があるのか、どのように申請するのか、事業計画はどのように書くのか、アフターフォローはどうするのか、などなど。

 

以前にも何冊か補助金関連の書籍には目を通しておりますが、いずれも補助金自体の紹介が多く…。

それはそれで、こういったものがあるんだな、なんて思いながら見るには見るのですが。

やはり提案する側になりたい私としては、個々の補助金の紹介よりも、補助金を探しだすコツや、次年度の補助金のスケジュール感、採択されやすい事業計画の書き方、採択後の動き、といったような実務部分が気になります。

 

本書でも紹介されていましたが、経営者はこのような制度を使いたいというニーズはあれど、事業に集中しているのでその存在についてはなかなか深く調べる余裕などありません。

そしてそういった本音が、中小企業白書にも調査結果として掲載されています。

ですから、経営者向けの補助金マニュアルなども見受けられるのですが、どちらかというと経営者をサポートする士業、コンサルに向けて書いたほうが現実的なのかな、などと考えてます。

 

そういう意味では、本書はまさにどんぴしゃ、「あ、こういうの読みたかった!」と感じる内容でした。

まだ半分ほど残しておりますが、採択される事業計画の書き方など、とても楽しみです。

 

もしよろしければ、書店でお手に取ってみてください。

 

 

 

行政書士としての初受任、なるか?

こんにちは。

ご無沙汰しております。

 

間をあけるつもりはありませんでしたが、いつの間にかブログサボってしまってましたね。

 

さて、サラリーマン行政書士とは言っているものの、行政書士業務何もやっていないという矛盾した現実が続いておりましたが、そろそろおさらばしたいと思います。

いや、そんな大げさなことでもないんですが。

 

 

会社で古物商許可を取ることになりまして、これを私個人に外出ししていただけないかと上申しております。

実際、サラリーマンを続けながらの行政書士業務と言うと、なかなか難しいところがあります。

普通に考えて、建設業許可を取りたいとなった時に、「誠心誠意やります!でも平日はサラリーマンなので、基本就業後、土日対応です!」なんて言う人に頼みたい奇特な方はまずいません。

せいぜい親族か友人だけでしょう。

 

ですから、今の会社の許認可関連業務に狙いを定めていこうと考えております。

これなら理解も得られやすいし、お互いにメリットもあるはず。

 

ただ、「行政書士として仕事させて!」と言っても、「いやいや、社内の業務として給料範囲内でやれよ」となります。

ですからちょっと理由付けというか、スキームを考えました。

 

行政書士に登録して以来、社内の法務関連業務を回してもらってます。

それだけでなく、いろいろと法務リスクの洗い出しのようなことも自発的にやってます。

その部分はとても評価していただいているのですが、これまでの業務が減ったわけではない。

経理、総務、ITインフラ導入などをやりつつ、プラスαで法務やってます。

契約書をチェックしたり作成したりといった業務は、隙間時間にちょろちょろっとできるものでもないので、まとまった時間が必要になります。

すると、やはり自身の工数が足りなくなってくるわけです。

現に終業後や土日に持ち帰り対応していることも多々あり…。

従業員としてこの業務をやるとなると、法令確認して、書類集めて、フォーマット作って、営業所の担当者にやってもらうことをマニュアル化して~と、結構大変…・

 

という現状を訴えつつ、今回の古物商許可申請についても

外出しするならこのくらいが相場ですよ~と示しつつ、

今回の件も土日対応になりそう、それなら相場より安くてよいから私に外出ししていただけないか、と。

労務管理的にも、長時間労働や休日の持ち帰りは好ましくないはず。

外出しならそこら辺の問題もなくなりますしね。

会社にとっても私にとってもデメリットはないはず。

ちゃんとwin-winの関係になっていると思います。

 

まだ上から返事は来ておりませんが、どうなることやら。

 

 

行政書士は社内で活きる

こんばんは。

 

 

今日は久しぶりに法律の学習。

 

 

契約書実務を少し深掘りしようと考えております。

 

行政書士を取得して以来、会社の法務関連業務を全て引き受けております。

その代わりに、少しだけ同僚に引き継いだ業務もあります。

バランスとしては、業務量は増えました。

 

サラリーマンですので、一日中行政書士をされている方と異なり、まったくもって、まだまだです。

元々の経理、総務の日常業務もこなしながら、特に今は勤怠システムの導入を主導しております。

それにプラスαでの法務関連業務。

法務関連業務としては、今会社がいろいろとやり始めているおかげで許可関連も充実しております。

ただ、やはり契約書のリーガルチェックが多いです。

そんなこんなで、現在パンクしそう。

 

なので、少しでも業務を早くこなせるよう習熟する必要があり、契約書関連業務のレベルアップを図ります。

見るべきポイントを抑えることと、どのようなパターンがあるのか、数をこなして慣れることが重要。

数は時間をかけてやっていくしかないのですが、ポイントを押さえることは、座学で可能。

何度も読んで、契約書の作成、チェック、マスターしていきます。

 

 

診断士2次試験を終えて

こんばんは。

 

 

試験を終えて、どっと疲れがでております。

試験前日は早寝したにもかかわらず、緊張からか、いつもと違うルーチンだからか、まったく眠れず…。

そして一日試験にしっかり集中してから、台風の中帰宅。

家族が丁度海外旅行に行っているので、この2、3日溜まった洗濯物を片付け…。

試験前からの風邪も安堵感からか悪化し…。

昨日今日と、ひたすら眠たいです。

 

さて試験は、上記の通り自分でも驚くほどの集中力で取り組むことができました。

ただ、集中はできましたが、力不足もひしひしと感じております。

記述はほぼマスを埋めることができたので、そこまでひどい結果にはならないかなと思いますが、合格はというと、遠いかなぁ。

 

いずれにせよ得点開示制度は利用するつもりです。

あ、再現答案はもう作っておりますよ。

でもネットなどで公開されている他の方の再現解答は怖くてなかなか見られませんが…。

 

さて、今は、疲れを癒して、試験にコミットしていたために疎かになっていた部屋の片付け、山積みになった使用済みノートなどの整理をば。

 

次に、試験一本だったので手を付けられていなかったその他の興味のあることを。

それから行政書士の方も、サラリーマンゆえに仕事をとることは難しいとはいえ、何かの時にさっと対応できるように、専門をひとつ作りたい。

中小企業診断士シナジーのある、起業、補助金周辺からということになりますかね。

 

今の仕事の関連で、事業主としても動くチャンスがもしあれば、しっかりと逃さずに掴んでいきたいですしね。

 

結局のところ、今後もカテゴリが変わるだけでずっと勉強。

試験とは異なるので興味オンリーで伸ばしていけるという違いはありますが。

 

IoT、AI、スマートスピーカー、仮想通貨、ブロックチェーンPython、自動運転、行政書士関連では都市計画法農地法会社法、契約書関連、入管業務、etc…

 

うーん、知的好奇心を満たすには、まだまだ今のガリガリ生活が続きそう…

 

 

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